小梅の収穫シーズンがやってきました!
こんにちは。梅の名産地・伊太の梅農家、『梅工房おおいし』です。
もうすぐ梅のシーズン。梅の収穫に、仕込みに…忙しい時期になります。
さて先日は、一足先に収穫時期を迎える『小梅』を収穫しました。
他の梅より一足先に収穫する「小梅」
小梅のシーズンは5月後半。ほかの梅の品種(『南高梅』や『八房(やつふさ)梅』『白加賀梅』など。)は、梅雨明け頃が収穫のピークになります。
これが小梅。他の梅と比べて小ぶりな実で、たくさん実がつくのが特長。
緑の実が、少しピンクに色づいてきた頃が収穫のタイミングです。
梅工房おおいしでは、丁寧にもいで収穫した小梅を、梅干しにします。
梅の収穫は、夫婦で協力して行います。
「そろそろ取り頃かしら?」
「もうすこし色づいてきた方がいいよ」
と、大石夫婦で確認しながら収穫。
小梅を梅干しに! 水にさらして。丁寧にチェック
収穫した梅は、まずは大きな樽に入れ水で洗います。2019年は、樽6個分の収穫がありました。
かき混ぜた瞬間、採れたてならではの梅のさわやかないい香りがひろがります。
かき混ぜる合間に、傷が付いた梅を見つけては取りのぞき…
自分の手や目で一粒一粒しっかり確認して、丁寧な梅干し作りを心がけています。
そのまま一日、水にさらしてから、塩としそを一緒に漬けて寝かせ…何ヶ月かおいておくと完成です。
しそも、梅畑の隣の農家さんが育てた伊太産のしそを使用。生産者の見える商品づくりが、梅工房おおいしのモットーです。
5月末に仕込んだ小梅干しが完成するのは、8月頃。
島田市の観光地・蓬萊橋のたもとにある『897.4茶屋』をはじめ、島田市内で販売する予定です。
今年はどんな味・食感の梅干しをお楽しみいただけるか、随時お伝えしていきますね。
それではまた!